ジャムウとは

ジャムウは、インドからインドネシアに伝わった伝統的な飲料で、植物の自然素材を調合して作られます。                                 医療のない時代から民間伝承薬として親しまれ、今日を迎えてきたという事です。
ジャムウはハーブの力を活用し、自然治癒力を高めて身体を整えることができるとされています。
今やお茶やコーヒーを飲むのと同じようにライフスタイルになりました。
ジャムウは長い年月をかけ人々に愛され続けている伝統飲料です。

マタラム王朝政権時の17世紀、
ジャムゥは、美を保ち常に若々しくいる為の、王女たちの飲み物でした。
この伝統を現代まで引き継ぎ、発展させた結果、ジャムゥは「国の宝」となったという訳です。

美を保ち若々しくいる為の、王女たちの飲み物ジャムウ。
18,000以上の島と肥沃な土地を持つことで有名なインドネシアには、
ジャムゥの原料にもなる30,000種類以上の植物が存在しそれらを調合し、
今では美容目的だけでなく、産前産後などライフステージの節目で直面する女性特有の悩みを軽減して
予防をすることの大事さを目的としています。

原材量を石杵、乳鉢、配管などを使用していたことを考古学者達が発見し、
祖先が新石器時代からハーブを使用していたことを示す最古の貴重な証拠もあると書されています。
薬草の調合の加工法はハーブ (ジャムウ) の使用に関する記述を含むオエサダ バリ文書に記されています。 ヤシの葉に刻まれた西暦991年から1016年までの古文書は、古ジャワ語、サンスクリット語、バリ語で書かれていました。 「ジャムウ」という言葉自体が「ジャンピ・オソド」の略語ではないかと疑われているそうです。

ジャンピは祈りを意味し、
オソドは健康を意味します。